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視力回復の方法と近視改善ルームTOP > 視力回復トレーニングの方法とは? > 目の血行をよくする方法とは?
目の血行をよくする方法は、視力回復トレーニングの方法といったものではなく、目のメンテナンスというイメージになります。
目の血行をよくする方法には、以下のような効用があります。
目の血行がよくなれば、毛様体筋や外眼筋の緊張がほぐれるので、近視の視力回復効果が期待できます。子供の近視の場合、これだけで視力改善することもあります。視力0.01という強度の近視であっても、目の血行をよくすれば、視力の低下を防ぐことは可能になります。
目の血行をよくすれば当然、目の筋肉や組織に血液が多く行くようになるので、目の疲れの解消につながります。パソコン作業で強い青色光を見続けて、網膜が疲労しても、目の血行を良くすれば、視物質ロドプシンの再合成が促進されます。目のチカチカが解消されるわけです。
目の血行をよくすることは、老眼の回復にもつながります。
たとえば目のツボ指圧によって、老眼を遅らせたり、かからないようにすることは可能です。現在、老眼の人でも、目の血行をよくすることによって、硬化した水晶体の新陳代謝が促され、柔軟性を取り戻す可能性があります。
目の血行をよくすれば、眼病の予防が可能です。
目のツボ指圧は、とくに眼病予防に効果的です。白内障で水晶体が白く濁った患者さんでも、手のひらで目を覆うパーミングによって、にごりが消えた例もあります。白内障のほか、黄斑変性症などにも有効です。
目の血行をよくする方法には、どのようなものがあるのでしょうか?
たとえば以下のようなものがあります。
視力回復のツボ指圧は、近視の視力回復や眼病予防にとても効果があります。
別ページで解説していますので、ここでは割愛します。
そのほかの視力回復の方法は、とくべつな器具もいらず、自宅で無料で、すぐにでも実行できます。
まばたきは、もっとも簡単に目の血行をよくすることができる方法です。
ふつう、まばたきというと、軽く行ない、意識することはないかもしれません。
目の血行を改善するためのまばたきは、強くギュッと収縮させます。このとき目だけをつぶるのではなく、ほおのあたりの筋肉も動員させて、強くつぶります。
強いまばたきは、ゆっくりと連続で3回行ないます。5回でもいいでしょう。
そして最後は、長めに3秒ほどつぶった状態を維持します。あまり長いと血液がせき止められてしまうので、注意しましょう。これを1セットとして、1回につき3セット行なえば十分です。
たったこれだけで、目の血行が改善し、視力がアップするはずです。
目の疲れも取れ、視界がパッと明るくなったように感じるはずです。これは目の血行が良くなったことで、毛様体筋のコリがとれ、また網膜の視細胞が活性化したためです。
これは手のひらで目の表面を覆うだけの、簡単な視力回復の方法です。
もともとはベイツメソッドの手法です。
手のひらで目を覆うとき、手のひらは、まぶたに触れません。
まつ毛に軽く触れる程度です。間違ったやり方は、手のひらで眼球の表面を押すやり方。これでは眼球が圧迫されて、眼圧が上昇する危険があります。
正しいパーミングのやり方は、手のひらで目を覆ったとき、真っ暗闇の空間をつくります。光がまったく入ってこないように、手のひらで上手におおうのです。指先を少し重ねるようにすると、うまく暗やみを作ることができます。
暗やみの空間は密閉されますから、手の熱が空気を伝わって、目を温めることになります。その結果、目の血行がよくなるのです。また完全な暗やみによって、網膜を完全に休めることができます。
この目の血行をよくする方法は、目をもっとも温めることができます。
ハンドタオルを水にぬらして、軽くしぼります。そのあと電子レンジに1分かけるだけで出来上がりです。それを目の上にのせて、ソファーにでもゆったりと腰かけましょう。ただし、目が充血しているときは、しないほうがいいでしょう。
同様のことは、入浴中もできます。お風呂に入ったら、かならず目にタオルをのせる習慣をつけてはどうでしょうか?
ただしリラックスしすぎて、そこで寝てしまうと、そのあと寝付けなくなる可能性があるので注意しましょう。