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視力訓練の方法について

視力訓練の方法は自宅でもできる

視力訓練の方法は、視力回復器やグッズ、3Dアートの立体視の本など、いろいろな種類があります。ここではその中から、自宅でも無料でできる視力回復の方法を解説します。人の助けを借りず、自力で実践することが可能です。

視力訓練の方法として、知られているやり方には以下のようなものがあります。

  • 毛様体筋の訓練
  • 外眼筋の訓練
  • 眼球の力を抜く訓練(ベイツメソッド)
  • 目の血行をよくする訓練(目のツボ指圧)

ここでは、毛様体筋と外眼筋という、もっともポピュラーな視力回復トレーニングの方法を解説します。

毛様体筋の視力訓練

毛様体筋(もうようたいきん)とは、水晶体の周囲を取り巻いている筋肉です。
緊張と弛緩をすることによって、水晶体の厚みを調節しています。初期の近視の場合、毛様体筋が緊張していることがあります。子供の近視ですね。このケースだと、毛様体筋のコリをほぐすことによって、視力回復が臨めることがあります。

毛様体筋の視力訓練のやり方

遠方凝視法

遠くの一点を凝視することによって、水晶体を薄くすることを試みる視力訓練法です。よく視力回復センターで壁に掛かった視力表とにらめっこしているでしょう。これは室内凝視訓練法といいます。星を見ることもそうです。片目ずつ行なうウィンク視力回復法が、最近人気がありますね。注意点としては、まばたきを忘れないこと

遠近体操法@

これは遠くと近くを交互に見ることによって、水晶体を薄くしたり、厚くしたりする視力訓練の方法です。それに連動して毛様体筋も緊張と弛緩を繰り返すので、だんだんとコリがほぐれてきます。

やり方は簡単。目の前15センチほどに人差し指を立て、遠くの景色(あるいは壁にかかったカレンダーの文字)と交互に見比べます。1秒ずつとか3秒ずつ、好きなペースで見比べます。だいたい10往復を1セットとし、少し休んで、また10往復します。これを3〜4セット。

遠近体操法A

これは人差し指を目の前に立て、1秒かけて遠ざけ、3秒かけて近づける視力訓練の方法です。@のやり方では、瞬間的に視点を切り替えましたが、この方法は、ずっと人差し指を見続けます。遠ざけるときにすばやく、近づけるときはゆっくりがポイントです。間違って近づけるスピードを速くしてしまうと、逆効果になる危険があります。

外眼筋の視力訓練

これは眼球の周囲をぐるりと取り巻いている外眼筋を意識したトレーニング。
目を上下左右に動かしたり、目をぐるりと回したりする視力回復トレーニングが行なわれます。ゆっくり行なうと目のストレッチになり、疲労回復効果があります。すばやく目を動かすと、目の筋肉が鍛えられ、スポーツや速読で役立つ、動体視力を発達させることができます。

ただ外眼筋は、目の遠近調節に直接かかわっているとはいえません。
近視改善に役立つ理由は、外眼筋が強くなることによって、目の血行がよくなります。そうすると毛様体筋のなかの血行も改善されるために、筋肉のコリがほぐれてきて、近視の視力回復に効果があると推測されます。

外眼筋を鍛える視力訓練方法

目の筋肉を伸ばすストレッチでは、目をゆっくりと上下左右に動かします。
近くを見て目が疲れたさいに行なうとよいでしょう。

そのほかすばやく動かす方法は、1回につき10秒に留めたほうがよいでしょう。
あまり連続で行なうと、筋肉痛とか肉離れを起こす危険があるからです。10秒やって、少し休み、また10秒行なう。これを3〜4セット行なうといいと思います。

パソコンの四隅を対角線上で結べば、簡単に外眼筋を鍛えることができます。
これを視点移動法といいます。目の前15センチほどの距離に、両手の人差し指を15センチほど離して立て、それをすばやく見比べてもよいのです。この場合も10秒で1セットとします。同様に縦の動きも行なってみましょう。

 

そのほかには、眼球をリラックスするベイツメソッドや、目の血行をよくするツボ指圧などがあります。これは、また別ページにて説明したいと思います。