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視力回復の方法と近視改善ルームTOP > 視力回復トレーニングの方法とは? > 視力回復のツボ指圧について
視力回復のツボ指圧は、近視の視力回復トレーニングの方法というよりも、目をトータルにメンテナンスするケアです。
通常、近視の視力回復の方法というと、毛様体筋や外眼筋のエクササイズが中心になります。視力回復のツボ押しは、近眼を回復させるだけではなく、遠視や乱視、老眼、あらゆる眼病予防と改善に効果が期待できるのです。
わかりやすくまとめると、視力回復のツボ指圧には以下のような効用があります。
つまり目に関するあらゆるトラブルに、目のツボ指圧は効果を発揮するわけです。それは目のツボ指圧を行なうと、目の血行がよくなるからです。似たような効果に、蒸しタオルを目の上にのせる方法があります。手のひらで目を軽く覆うパーミングにも、同様の効果が期待できます。
視力回復に効くツボは、全身に分布していますが、ここでは、そのなかで分かりやすい箇所を厳選して、ご紹介します。以下のような眼のつぼがあります。
視力回復のツボは、そのほかに目の下や、まゆ毛の2センチほど上、後頭部(風池)、足裏の人差し指と中指の根元などがあります。
ツボは鈍い痛みを感じるけれど、気持ちがいいという押し方が理想です。
痛すぎると、逆効果になるので注意してください。また、目の周囲のツボを強く押しすぎると、勢いあまって指が目にすべる危険があります。力加減が大切です。指をまわす捻転(ねんてん)をすると、力の方向がそれるので、危険が少なくなります。
すべての視力のツボに共通することですが、3秒押して1秒休むことを1セットとして、3セット行なえば十分でしょう。
まゆ毛には、3箇所、目をよくするツボがあります。
両端とまんなかです。まゆ毛中央のツボは、乱視や白内障によく効きます。まゆ毛の内側のツボは、近視や老眼に効きます。まゆ毛のはしのツボは、読書や細かい作業をした後に押すと、眼精疲労の予防になります。
近視を視力回復させるなら、まゆ毛の内側のサンチクのつぼを十分に指圧するとよいでしょう。
まゆ毛の視力回復のツボの押し方としては、ヒジをテーブルにつくと、力をかけやすくなります。両方の同じ箇所を、両手の親指で押し上げるようにして指圧します。
こめかみとは、米噛みとも読めるように、ごはんを噛むときに動く部分です。
目尻とまゆ尻の中間から、やや後方にあります。少し骨が凹んだ箇所があると思います。ここは太陽のツボといいます。別名を「目医者殺し」というそうです。その意味は、太陽のツボを押す習慣があると、眼病とは無縁となるために、眼科医が失業してしまうというわけです。
眼病にかかりたくなかったら、太陽のツボだけでも指圧する習慣をつけるとよいでしょう。そして、近視の視力回復にも絶大な効果を発揮します。私も長年、視力回復のツボ指圧を実践してきましたが、疲れ目解消、視力アップには、こめかみのツボがもっとも効果があります。即効性があるのです。
目に入らないようにするために、人差し指の先で捻転、つまり回し揉みするとよいでしょう。四本の指を握って、親指だけで捻転する方法もあります。
不思議なことに、手の甲にも視力回復のツボがあります。
ここを押すと神経を伝わって、腕、肩、首、そして最終的に目や脳に届くわけです。大腸にも通じているので、便秘解消効果もあります。
合谷(ごうこく)のツボは、人差し指と親指の骨が合わさる近くにあります。
人差し指寄りに、少し骨が凹んだ箇所がありませんか?そこが合谷のツボです。
ここを反対の手の親指で、強めに押します。このとき押される方の手は、力を抜くようにするとツボに入りやすくなります。
合谷のツボは、ほかの目のツボと違って、視力以外にもさまざまな健康効果が期待できます。その効果をまとめると・・・
このように合谷のツボは、視力回復のツボの枠だけには収まらないほどの効果があります。万能ツボと呼ばれるのも頷けます。
合谷は、目の異常だけではなく、難聴や蓄膿症、口内炎、ものもらいなど頭部の異常によく聞きます。前述したように大腸にも通じているので、善玉菌が優勢になり、便秘を解消する効果があります。
そのほか合谷のツボには、痛み止め効果もあります。
中国では、麻酔の代わりに合谷に鍼を打っているほどです。それほどこのツボには、痛みを鎮静化させる効果があります。頭痛、腰痛、生理痛、関節痛、眼痛なんにでも効きます。それは脳内の痛みを感じる部分を、まひさせるからです。
合谷のツボは、全身365あるツボのなかで、もっとも脳を刺激するといわれています。そのため、ボケや認知症の予防、改善に効果が期待できます。
このように視力回復のツボ指圧には、奥が深いものがあります。
近視回復に効くツボは数多くありますが、ここに挙げたものだけでも押すように習慣づけることをオススメします。そうすれば視力低下を予防できるだけではなく、視力のアップも可能になります。