ケール |
ケールと健康 |
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ケールは南フランスを原産地とするキャベツの原種です。キャベツやブロッコリーはケールを品種改良して作られたもの。ケールは欧米ではロールキャベツに用いられていますが、日本では食材として 使われることがなく、聞いたことがないという人もいるかもしれません。 ケールを青汁として取り入れたのは、青汁健康法の創始者・遠藤仁郎博士がはじまりです。 ケールは緑黄色野菜の王様。栄養価が他の野菜を圧倒しています。大麦若葉とはいい線で張り合っており、たしかに食物繊維量では一歩譲りますが、ビタミンEやメラトニン量など、栄養の面ではケールが勝っています。ケールには、大麦若葉の実に約24倍ものメラトニンが含まれています。 スポンサード リンク
メラトニンは若返りホルモンともいわれ、アメリカではサプリメントの錠剤で大人気の成分です。夜になって暗くなってくると、人間の脳幹の松果体というところから分泌されるホルモンです。このホルモンが信号となり、人は眠気を覚えるのです。眠れない人は、このホルモンが分泌されないか、少ない人。 ですから、外からメラトニンを摂り入れてやれば、睡眠障害にも効果的というわけです。 さらにメラトニンには抗酸化作用があります。活性酸素を抑制してくれるのです。そのほかガンの予防にも効果があるといわれています。 ◆ビタミン・ミネラルが豊富 ケールにはビタミン・ミネラルがバランスよく豊富に含まれています。 ビタミンやミネラルは少量でも必要量が満たされる微量栄養素。少しずつでも、すべてをバランスよく摂取することが大切なのです。 ケールはマルチビタミン、マルチミネラルの天然サプリメントといえます。 抗酸化物質で言えば、メラトニン、ベータカロチン、ビタミンE、ビタミンCが含まれています。 これだけの抗酸化物質が総当りで、体を酸化から守ってくれるのです。 それから三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)の吸収を助けるビタミンB群。ビタミンB群は自律神経のバランスを整えるのにも役立ちます。 ミネラルでは骨と歯の重要な成分であるカルシウム、そしてリン。 カルシウムは血液中にも常に一定量が必要とされています。ですから絶対に不足してはいけない ミネラルなのです。日本人はカルシウムが不足しがちといわれています。 それから筋肉や骨にとって大切はマグネシウム。マグネシウムはスポーツマンには必須の栄養素。 さらに、ナトリウムの働きを抑え、ナトリウムを排泄する作用のあるカリウム。ナトリウムの摂取量が 多い日本人には、カリウムは大切なミネラルです。 私も毎朝、毎晩、ケールの青汁を飲んでいます。私が飲んでいるのは遠藤青汁の「みどり」という顆粒状のスティックタイプ。牛乳に混ぜて飲むのです。牛乳もたいへん栄養があります。カルシウムも豊富ですし、トリプトファンを含みます。トリプトファンが体内に摂り込まれると、セロトニンに変わり、最終的にはメラトニンに変わります。牛乳からでもメラトニンが補えるというわけです。 このように見ますと、牛乳とケールはたいへん相性がいいように思います。両者ともたいへん栄養価が高いですし、睡眠を促進します。いってみれば、「ケール牛乳」は「スーパー栄養ドリンク」、「若返りドリンク」、「睡眠促進ドリンク」といえますね。 ◆食物繊維が豊富 ケールには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は七大栄養素のうちのひとつ。吸収されるような栄養素ではありませんが、たいへん重要な役割を果たすことから、主要な栄養素に加えられ ました。 食物繊維にはデトックス作用があり、腸内環境を整え、さまざまな病気の予防・改善に役立ちます。 食物繊維は便秘に効果絶大。食物繊維は消化酵素でも消化できない成分です。そのうえ胃の中で 水分を吸収して10倍にも膨らむことに・・・。そのため便のカサを増して排便を促すのです。 腸内を通過するときに、よい菌であるビフィズス菌を増やして、悪い菌である大腸菌を減らす作用が あります。そのことが腸内環境を整え、発がん性物質を排泄します。大腸がんの予防にも。 そのほか糖尿病や高血圧、動脈硬化といった生活習慣病の予防・改善にも役立ちます。肥満の解消にもなります。 食物繊維は糖尿病の予防や治療に、たいへん効果があるのを知ってますか? 食物繊維を含んでいる食品は全体的に低エネルギーだからです。また、腸からの栄養素の吸収を 遅らせる働きが。その結果、食後の血糖値が緩やかに上昇します。 そのほか、食物繊維が排泄されるとき、糖分もわずかですが一緒に排泄されます。 このように、糖尿病の食事療法でも重要な位置をしめている食物繊維。 太り気味で血糖値が気になる人は、ケールを取り入れてみてはいかがでしょうか? ◆目にいいルテイン ケールには眼病の予防、改善に絶大な効果のあるルテインが多く含まれています。 ほうれん草にも多く含まれますが、ケールはそれ以上。とくに加齢と共にあらわれる黄斑変性症、 白内障、緑内障、飛蚊症など眼病全般に効果があります。 パソコンの画面を長時間、見続けていると、強い光によって目の黄斑部が酸化してきますが、ルテインを摂ると抗酸化物質として働き、目のトラブルを防いでくれます。当然、疲れ目対策にも。 スポンサード リンク
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