健康生活のアイデア

脳と健康

脳のしくみについて

体の健康にもいろいろな要素があるように、
ひとくちにの健康といってもいろいろ。

あえていえば、限られた部分だけではなく、
トータルに活性化されているといえるでしょう。

ここでは、神秘的な脳のしくみを見ていきます。

頭のよしあし
頭がよい、わるいというのは、ひとくちには論じられないものがあります。一流大学を卒業したエリートサラリーマンが、実社会でぶつかる難問に対して対処できずにいることがあります。
学問では答えが決まっていて、公式を覚えたりすれば問題を解くことができます。しかし、実社会では思いもよらなかったような難問がでてきます。そのときに、そういった硬い頭の使い方しかできないような人は困ってしまうことに・・・。

それに対して、学生時代、それほど成績もよくなかった人が社会に出てから、活躍するケースもあります。エジソンも勉強のできる子供ではなかったのはご存知ですね。

脳の健康を考える場合、学校の勉強だけではなく、トータルに捉えてバランスよく発達させていくことが大切です。これは子供の教育にもいえます。むしろ子供のころから、意識してバランスよく教育すべきです。
知識だけを詰め込んで、勉強さえできて一流大学にいって、一流企業に就職しさえすればいい、という考えでは、将来破綻をきたす危険があるのです。

ですから、勉強だけでなく、スポーツをさせてみるとか、芸術に触れさせてみるとか、読書をする、子供に愛情をもって接するなど、いろいろ必要なことはいっぱいあります。

また、脳の回転が非常に早くても、悪知恵に長けていては何にもなりません。頭がよくても冷徹では健全な脳とはいえません。
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脳のしくみ
人間の脳は大きくわけて、脳幹、小脳、大脳からできています。

睡眠で休まるのは大脳です。脳幹は一生、休みなく働き続けます。脳幹は呼吸や脈拍、血流、発汗、体温、などを自律神経によってコントロールしています。こういったものは、少しでも止まってはいけない働きですね。いわば脳幹は生命を維持していく脳。

脳幹の上部にある視床下部は、人間の本能・欲望を司る部分。ここが本能の正体であり、本拠地
です。食べたいという「摂食中枢」、満腹を感ずる「満腹中枢」、「性欲中枢」などなど・・・。

人間の体にもともと備わっているのですから、禁欲という考え方はナンセンスですね。欲望を否定するのではなく、むしろ肯定して、生きる力に転換していったほうが賢明だと思います。また、そうしなければ人類も存続できなかったし、経済の発展もなかったでしょう。
欲望は禁ずるのではなく、プラスの方向に生かして、コントロールしていくことが大切です。

本能には、ほかにも集団欲、睡眠欲、排泄欲といったものがあります。食欲や性欲を満たすためには集団でいたほうが効率的。鳥も大空を集団で飛んでいるのを見かけますね。脳幹の形は、人間と他の動物にさほど違いはないのです。つまり、脳幹は原始的な脳、動物的な脳といえますね。

小脳は運動を司る脳です。運動をするときに、筋肉の司令塔の役目をします。さらに運動を繰り返していると、その動きを小脳に記憶するといいます。
自転車も一旦乗れるようになると、意識しなくても乗れるようになりますね。これは小脳に記憶が刻み込まれているからです。この小脳は敏捷な動きをする動物ほど大きいといわれています。ですから魚や鳥の小脳は、体全体に対して大きな割合を占めています。

大脳は、内側の大脳辺縁系と外側の大脳新皮質に分けられます。大脳辺縁系は「感情」を生む
部分。好き、嫌いとか、喜怒哀楽などの本能的な感情を司っています。

大脳辺縁系のなかに「海馬」という曲がった形の部分がありますが、ここは喜怒哀楽というより、記憶を一時的に保管する場所です。
パソコンで言えば、メモリのようなところ。一旦ここに蓄えられ、「強烈な印象」や「繰り返しの学習」
によって側頭葉へと移されたり、運動記憶なら小脳へと移されます。海馬はメモリ、側頭葉、小脳は
ハードディスクというわけです。

大脳新皮質とは
人間が他の動物と大きく違うのは、大脳の外側の「大脳新皮質」です。この部分がとても大きく発達
しています。人に特有の心や、指の細かい動き、視覚、聴覚の感覚といったことと関係しています。

大脳新皮質は大きく4つに分けることができます。前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉がそうです。

前頭葉は人間の理性を司っています。思考、判断、想像、分析、などなど・・・。

頭頂葉は触覚や痛覚、筋肉を収縮させる動きと関係しています。

側頭葉は、さきほど述べたように、記憶を長期的に保管しておくハードディスクのような場所。
また聴覚情報、味覚、臭覚、図形の認識などを担当しています。

後頭葉は視覚情報を処理します。
担当部署が分けられて、分担作業をしているわけですね。

脳は一大ネットワーク
これらの脳の各部署は独立しているわけではありません。神経細胞というケーブルで網の目のようにつながっています。まさにインターネットのように・・・。
大脳新皮質には約300億個の神経細胞があるといわれています。頭の回転が速い人は、いろいろな神経細胞間を電気信号がすばやく行き交う人です。

人間の脳にはこのように膨大な数の神経細胞があります。と同時に、それと同数以上のグリア細胞があります。この細胞は神経細胞に栄養や酸素を与えたり、脳に有害な物質が届かないように守っています。

やる気を生む物質・ドーパミン
脳を興奮させる物質としてドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンといったものがあります。
このドーパミンは快楽を感じるときに活躍します。別の言い方をすれば興奮性伝達物質。

ドーパミンは脳全体に行き渡る特徴があります。脳幹から大脳辺縁系、前頭葉、側頭葉までを
つないでいます。またテストステロンという同様の物質もあります。
ドーパミンやテストステロンによって脳は活性化します。

一旦成功したりするとうれしくなります。すると、さらに向上したくなり、また成功して喜びを得られる、という好循環が作られます。ですから、困難に挑戦し、なんとしてもそこで自分に勝つことです。
そうすれば喜びを感じ、好循環の輪の中に入っていくことができます。

人をほめることも、快感を生み出し、脳の働きを高めることに・・・。好循環の発端になります。
これこそが、賢明な教育法といえます。



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