抗酸化力 |
抗酸化力と健康 |
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私たちは常に呼吸していて、体の内部では糖質と脂質が酸素と結合してエネルギーを生み出して います。このエネルギーを生み出す過程で、今現在も活性酸素が発生しています。 活性酸素は体にとって害があるイメージがありますが、本来は体を守る重要な働きが。外部から体内に侵入してきた細菌やウィルスを攻撃して、体を守ってくれるのです。 しかし、何らかの原因によって活性酸素が増えすぎると、今度は自分の細胞を酸化させて傷つけ はじめます。このことが老化を促進したり、ガンを引き起こす原因になります。 体内では常に、こういった危険を伴う活性酸素が発生していますが、活性酸素を抑える酵素が元々 備わっているために、被害を食い止めています。 しかし、活性酸素が大量に発生することになれば、元々備わっている酵素の抗酸化力だけでは追いつかないことに・・・。そこで、活性酸素を発生させる原因を取り除くようにするとともに、抗酸化力を 助けるものを体外から摂り入れなければなりません。 スポンサード リンク
まずは活性酸素が大量に発生しやすい状況。これには喫煙、大気汚染、紫外線、食品添加物、 ストレス、電磁波、激しい運動(無酸素運動)があります。 つまり交通量の多いところは活性酸素を生じやすい場所です。こんなところでウォーキングをして いたら、健康になるどころか、病気を引き起こすことに・・・。 激しい運動も活性酸素を発生させます。ですから健康を考えた場合、有酸素運動がいいのです。 有酸素運動には活性酸素の発生を抑える働きがあります。また、このサイトで紹介しているさまざまな健康法も、活性酸素の弊害を食い止めるのに役立ちます。 結局、自律神経のうちの交感神経が優位になると、血液中の白血球の顆粒球が増えすぎてしまう ことに・・・。顆粒球が活性酸素の発生を促すのです。ですから、活性酸素の害を防ぐには、副交感 神経を優位にし、リンパ球を増やせばいいことになります。 ◆抗酸化力を高めるサプリメント 活性酸素を抑えるにはこうした健康法とともに、サプリメントとして体外から補うのが効果的。 抗酸化物質としては、アルファリポ酸、コエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン (ベータカロテン)、ポリフェノール、カテキン、メラトニンなどがあります。 活性酸素を発生させる原因の除去、健康法、サプリメント、この三つによって抗酸化力を高めて、健康を守ることができます。 ●アルファリポ酸 体内でも合成されますが、年齢を重ねるごとに減少していきます。糖分からエネルギーを産生するときに酵素を助ける働きをします。糖尿病を予防。今まで医薬品でしたが、ついに食品として認められた 注目の成分。 もっとも強力な抗酸化物質といわれ、水にも溶け油にも溶けて、どんなところにも入り込んでいきます。抗酸化力を失ったコエンザイムQ10を復活させるなど、ほかの抗酸化物質を補佐する強力な成分。 細かい部分にも入っていけるので、肌にも抗酸化作用を及ぼし、シミなどを防ぐことに。ダイエットにも効果的といわれています。もちろん、有酸素運動が不可欠なのはいうまでもありませんが・・・。 ●コエンザイムQ10 コエンザイムQ10は体内のほとんどの細胞のなかに存在しています。とくに心臓に多く含まれており、心臓病の治療薬としても注目されている成分。 コエンザイムQ10は、エネルギーの生産効率を高める補酵素のような働きをするので、疲労回復の 効果が高いといわれています。心臓を激しく使うアスリートにも有効な成分です。 ●ビタミンC 抗酸化力とともに免疫力を高めるのに有効。ビタミンEと一緒に摂ると、効果も倍増します。ストレスを和らげる働きも。 注意点としては、水溶性ビタミンなのでいっぺんに摂っても必要以上は排泄されてしまうこと。 また調理の際に溶け出したり、成分が壊れることが多いので要注意。サプリメントとして摂ると確実 かもしれません。緑茶を飲むのもいいでしょう。 ●ビタミンE 若返りのビタミンといわれています。末梢血管を拡張する働きがあり、血液循環をよくします。 そのため肌もきれいに。アーモンドに多く含まれています。 ●ベータカロチン 脂溶性ビタミンのビタミンAを摂りすぎると、吐き気などをもよおす危険がありますが、ベータカロチンにはその心配は無用。体内に入ると必要な分だけビタミンAに変わるからです。残りはベータカロチンとして強力な抗酸化物質として働きます。 脂溶性なので油と一緒に調理すると吸収しやすいです。目にもいい成分。 ●ポリフェノール 血液の流れをよくし、血液サラサラ効果があります。ダイエット効果も。 ポリフェノールはいくつかに分類できますが、茶ポリフェノールは虫歯の予防に効果的。 そのほか赤ワイン、チョコレートなど。チョコレートは食べ過ぎるとカロリー過多になりますが、適度な 摂取は生活習慣病の予防に。抗酸化作用もあるのです。さらに、意外なことに虫歯予防にも・・・。 歯にチョコレートがついていても、それで虫歯になることはない、ということですね。 間食には緑茶とチョコレートがいいかもしれません。 ●カテキン カテキンはポリフェノールの一種。緑茶に含まれる渋み成分です。ガンや動脈硬化の予防、体脂肪の減少が期待できます。血糖値やコレステロール値を下げる働きがあるので、生活習慣病の予防に たいへん役立ちます。 さらに殺菌作用があり、食中毒や口臭、虫歯予防にも。まだ解明されていない部分もあり、さらなる 効果が研究されています。 ●メラトニン 脳幹の松果体で作られて、暗くなるとともに分泌量が多くなるホルモン。メラトニンが血液中に流れると、眠くなってきます。6歳ごろから徐々に減ってくる成分。ガンの抑制作用もあるといわれており、 研究が進められています。別名、若返りホルモン。 牛乳を飲むと、体内でトリプトファンからセロトニン、次にメラトニンと変化。ケールの青汁にも多くの メラトニンが含まれています。メラトニンには睡眠を促進させる作用とともに、強い抗酸化作用が あります。 ちなみに、ケールにはメラトニンだけでなく、ベータカロチン、ビタミンEも多く含まれています。 スポンサード リンク
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