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寝るのが怖い症状について

 

寝るのが怖いという人がいます。
あなたも、このページに訪れたということは、もしかしたら悩んでいるのかもしれません。

寝るのが怖い症状の真の原因は、メンタルクリニックに行って医師の診断を受けなければ分からないところです。もし、あまりに辛いようならパニック障害の可能性があるので、早急に病院に行った方がよいと思います。

寝るのが怖いという症状があるけれど、病院へ行くのはいやだという人は、自分で工夫して何とかしなければなりません。ここでは、そのヒントを解説したいと思います。

寝るのが怖いという場合、睡眠自体に恐怖を感じているケースと、「今日も眠れないのでは?」という予期不安を持つケースの二つがあるように思います。前者は、とにかく布団に入ることが怖くて、窒息感、閉塞感を感じて、大声を出したりしたくなるような症状です。後者は、「どうしても寝たい」という思いが強すぎて、かえって緊張して寝付けなくて苦しむ症状です。

まず寝るのが怖いという場合、以下のことを試してみましょう。

  • なぜ自分は、寝るのが怖いのか、と自分に問いかけてみる
  • いいイメージをもつ
  • 呼吸を整える
  • 不眠症対策を実践する

自問自答してみる

寝るのが怖いという人は、「どうして自分は睡眠に恐怖を感じているのだろう?」と問いかけてみましょう。脳に質問を投げかけることによって、無意識のうちにも脳は、その解答を探し続けます。そして、あるときその原因に気づくのです。そうしたら、その原因を解決するようにすれば、自ずと睡眠の恐怖も解消します。

いいイメージをもつ

寝るのが怖いという人は、睡眠に対して悪いイメージをもっています。
睡眠とか暗やみに対して、漠然とした不安感というか、死に直結するぽっかりとあいた穴のようなイメージでしょうか?

ですから寝るのが怖い場合、「スヤスヤと気持ちよく眠っている自分の姿」をイメージトレーニングします。頭上から自分の姿を見下ろす感じです。あるいは「昨日は気持ちよく眠れたなー」といって、朝起きたときに両腕を頭上に伸ばして、伸びをしている自分の姿をイメージします。

そのほか「両腕が温かい」「両腕が重い」「私はゆったりとしている」「やすらかに眠ることができる」「自分は、これから心身の疲労を解消するために眠るのだ。これは健康を維持していくために大切なことなのだ。」と自分に言うのも効果的です。

呼吸を整える

寝るのが怖いときは、おそらく呼吸が速くなり、心拍数も上がっています。
これは呼吸が浅いということでもあります。そこで、努めて呼吸をゆっくりするようにします。簡単なところでは、深呼吸です。ゆっくり吸って、ゆっくり吐くことを何回か繰り返しましょう。そうすると気分が落ち着いてくるものです。

そのほか腹式呼吸法とか逆腹式呼吸法も、気分を鎮めるのに効果的です。

不眠症対策を実践する

これは通常の不眠症のテクニックを実践します。
たとえば朝日を浴びる、昼は太陽に当たったり活動的に過ごす、寝る2時間前に有酸素運動をしたり入浴をする、寝る前の3時間は食べない、寝る4時間以内にカフェインを摂らない、といったことです。

寝るころにメラトニンの分泌量を多くし、また睡眠物質を多くすれば、眠気と心地よい疲れが、「寝るのが怖い」という感情を上回る可能性があります。そうすれば、「寝たい」という気持ちのほうが強くなり、しぜんと睡眠恐怖症のような感情は抑えられるのではないでしょうか?

睡眠薬を必要としない不眠症対策
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